中学受験では算数が重視されています。算数は様々な能力を駆使して考える事が必要な科目だからです。大人よりも子供の脳は柔軟で想像力が豊かといわれていますが、経験がないため大人が簡単に考えられることについて、子供はなかなか理解出来ないという事があります。

例えば中学になると方程式でXやYなどが出てきます。大人はXという仮想の文字を利用して計算を解くという事が理解できますが、どうして問題に関係ないXという文字がでてくるのか子供は理解できません。想像力や思考力が柔軟といわれる子供でも、目の前にない文字、数字を目の前にあると仮定して物事を考える力が弱いのです。

そのため、小学校の算数のレベルがいくら高くなろうとも、方程式、文字式は利用しないのです。小学生が学習しやすいように目に見える数字で問題を解いていくという方法で、中学受験の入試が行われています。

中学入試で保護者が算数を指導しないようにと塾から言われることがあるかもしれませんが、それは大人の経験による指導では小学生に混乱をきたすためです。小学生の算数の解き方でより効率のいい方法を指導してくれるプロ講師などに任せ、算数の学力向上を考えていくといいでしょう。